【こども目線で選んでる?】こども向け英和・和英辞典の選び方3つのポイント

小学生高学年になって英語学習が進むにつれ、英語で表現したいけど単語がわからないことが増えてきます。

今はスマホで簡単に単語を調べることもできますが、保護者が忙しく一緒に使えなかったり、学校ではスマホが使えないなど、辞典が使えたら便利なこともあるだろうと思い、レッスンでも英和・和英辞典を使って調べる時間を作っています。また、辞書を使えることで自分で調べて学習する自立した学習を身に付けることができます。

英語辞典は国語辞典とは少し違い、英語の場合は品詞を確認したり、動詞だったら時制の変化が書かれていたりと、見方が分からない子も多いので、使い方や調べ方も一緒に説明しています。

今回は、実際に辞典を選ぶときの選び方を紹介したいと思います。

目次

ポイント1:英和・和英辞典であること

英語学習をするのだから、英和があれば十分では?と思われがちですが、英語学習をしていくと、だんだん自分の意見をしっかりと相手に伝えたくなるため英語→日本語よりも日本語→英語で調べる機会が増えてくると思います。そのため英和・和英のどちらとも持っておくことをオススメしています。

大学生くらいになれば英和・和英が分かれている辞典の方が語彙数も多く必要になると思いますが、小学生・中学生のうちは英和・和英が一緒になっているものが一冊あれば十分だと思います。

ポイント2:動詞の変化が見やすいこと

英語学習で辞典を使う際に意外に便利だと思うのが動詞の時制を知る時です。英和で単語を調べると、動詞の場合には必ず、「現在形」(見出しになっている)「三人称単数形」「過去形」「過去分詞形」について書かれています。仮に現在形で調べてたとしても、ついでに動詞の変化を見る癖をつけておけば一度にたくさんのことを学ぶことができます。

辞典を選ぶ際は動作の変化の部分が分かりやすく見やすいものをオススメしています。(高校生〜大人の辞典はこの辺りが少し見にくかったりします)

逆に絵辞典や簡単な低学年向けの辞典だとここまでは載っていないので、もし、英語辞典を買うのであれば小学生高学年〜中学生向きのを買うのをお勧めします。(辞典に書いてあることが読めるようになった頃が辞典を使うよい年齢だとも思います)

ポイント3:使う本人が見やすいかどうか

辞典にはそれぞれに何語収録されているかが書かれていて、多少の違いはあっても似たり寄ったりの語彙数です。中学生までに習うようなよく使う単語はどの辞典にも載っているので、そこまで語彙数にこだわらなくてもいいのではないかというのが正直なところです。

それよりも大切なのは使う本人が実際に中を見て見やすいのはどれかで選ぶこと。

文字の大きさや、色の使い方など、人それぞれ好みがあります。イラストやおまけが付いている方が楽しい!と感じて辞典を使うきかっけになることもあります。

なので辞典を選ぶときはお子様とぜひ一緒に書店へ行き、中身をいろいろ見比べて決めるのがいいと思います。(その際に上記に書いたポイントもぜひ考慮していただければ良いと思います)

本屋さんに行けば本当にたくさんの辞典が並んでいるので、辞典を買いに行く日を決めてパラパラとでいいので本の中身を確認してみてください。この時、ひとつ単語を探してみてもいいかもしれません。実際に辞典から単語を探し見た感じどれが一番調べやすかったか、どれが見やすかったかを基準に辞典を選んでいけば良いのではないかと思います。

以上が英和・和英辞典を選ぶ際に押さえておきたいポイントでした。辞典は安い買い物ではないのでじっくりと選んで買っていただきたい思います。


オススメの辞典についても記載するのでぜひ合わせてお読みください!

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